
トーヨーケム、神奈川中央交通が実施する中型自動運転バスでの実証実験に参画
トーヨーケム株式会社(代表取締役社長:町田 敏則、東京都中央区)は神奈川中央交通株式会社(代表取締役社長:堀 康紀、神奈川県平塚市)が実施する中型自動運転バスの実証実験に参画し、センシングシステム「Fichvita®(フィッチヴィータ)」を用いた、バスの着席状況の把握などの検証を行います。
本実証実験は、経済産業省・国土交通省の事業※を受託した国立研究開発法人産業技術総合研究所より神奈川中央交通がバス運行事業者に選定され、実施するもので、自動運転バス実用化に必要な技術や事業環境等の整備を目的として、最先端技術の検証に加え、地域内移動手段の可能性に関する調査を行います。
トーヨーケムは、この自動運転バスにセンシングシステム「Fichvita®」を座席センサー及びフロアセンサ―として設置いたします。今回初めてBOLDLY株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:佐治 友基、東京都千代田区)が提供する自動運転車両運行プラットフォーム「Dispatcher」と「Fichvita®」の連携が可能になりました。着席人数を「Dispatcher」にタイムリーに配信し、遠隔地のオペレーターが把握することで、自動運転バスの安全運行を支援します。
高度な自動走行・MaaS等の社会実装に向けた研究開発・実証事業:専用空間における自動走行などを活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証

実施期間 |
2021年2月9日(火)~3月5日(金) ※土日祝日は実証実験を実施しません。 |
---|---|
実施場所 |
横浜市栄区内 桂山公園バス停⇒庄戸バス停⇒上郷ネオポリスバス停⇒桂山公園バス停 ![]() |
使用車両 |
|
運賃 |
無料 |
乗車方法 |
ご希望の乗車時間に直接バス停までお越しください。 |
実証実験参画団体 |
神奈川中央交通株式会社、株式会社アークノハラ、株式会社IHI、コイト電工株式会社、BOLDLY株式会社、トーヨーケム株式会社 |
センシングシステム「Fichvita®」について
「Fichvita®」は、東洋インキグループの中核事業会社であるトーヨーケム株式会社が長年培ってきたコア素材のポリマーと、グループの研究開発機能が新たに構築した回路設計技術を組み合わせることによって誕生した、設置環境の明るさや光学式特有の死角の影響を受けずに人の行動を検知できる、非光学式行動検知システムです。
床に設置したセンサーパネルの上を歩くことで、歩幅や歩行速度、歩行方向、通行人数、転倒状態などが検出できるため、プライバシーに配慮する必要からカメラが設置できない場所でも、匿名性を保ったまま人の行動を検知することができます。生活者から「被視感」を払拭し、かつ個人情報等の漏洩リスクの無い、生活に溶け込んだセンシングが可能です。
さらに、光学式の欠点である死角が発生しやすい場所や暗い場所、視野がさえぎられる場所においても、Fichvita®を併用することで、データロスの問題を解決することができます。
詳細については、ウェブサイト(https://fichvita.com;和文)をご覧ください。
TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴおよびFichvitaは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
その他記載の会社名、ロゴマーク、商品名、ブランド名およびサービス名は、各社の商標もしくは登録商標です。
以上
本件に関するお問い合わせ先
トーヨーケム株式会社
情報・通信材営業本部
担当 大里
TEL: 03-3272-0937
報道・出版関連、その他一般の方々
東洋インキSCホールディングス株式会社
グループ広報室
TEL: 03-3272-5720
MAIL: info@toyoinkgroup.com