コーポレートガバナンス

東洋インキSCホールディングスは、グループの一元的なガバナンスの中心に位置し、グループ戦略の立案、およびリスク管理と説明責任を全うするための業務を遂行します。一方、各事業会社は、事業分野ごとの特性に最適化された執行体制で事業を推進し、お客様の満足度向上と競争力の強化を図ります。このように、持株会社と事業会社がそれぞれの責任を果たすことで、スピード経営を推進し、経営の透明性を高め、企業価値の最大化に努めています。

コーポレートガバナンス基本方針

当社、東洋インキSCホールディングス株式会社は、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図る観点から、以下の基本的な考え方に基づき、コーポレートガバナンスの充実に継続的に取り組みます。

  1. 株主の権利を尊重し、株主の実質的な平等性の確保に努めます。
  2. さまざまなステークホルダーとの適切な協働を図ります。
  3. 会社情報(非財務情報を含みます)の適切な開示により透明性を確保します。
  4. 取締役会は株主に対する受託者責任を認識し、取締役会機能の維持向上を図ります。
  5. 中長期的な株主利益と合致する投資方針を有する株主との間で建設的な対話を行います。

コーポレートガバナンス推進体制(2022年度)

当社の基本的な経営管理組織としては、取締役会、グループ経営会議、監査等委員会があります。また、経営監督機能と業務遂行機能の役割分担を明確にするため、執行役員制度(任期1年)を採用し、意思決定の迅速化と業務遂行に対する監督機能を強化しています。さらに、主管事業をグローバルに統率する東洋インキ(株)、トーヨーケム(株)、トーヨーカラー(株)の各社において、経営方針・戦略の共有と経営課題・業績の討議を行う「事業会社経営会議」を適宜開催しています。このような経営体制により、経営全般の意思決定にかかる適法性・適正性のほか、業務執行にかかる監督機能の実効性を担保しています。
組織統治の観点では、CSR経営と一体化した運営システムを構築しています。環境・安全への配慮を徹底し、また知的財産・情報セキュリティ・債権・自然災害などあらゆるリスクに対してグループ全体でのリスクマネジメントを行っています。さらに、当グループで働く全員に対する倫理法令順守の意識浸透を図るとともに、相談・通報窓口を社内外に設置するなどのコンプライアンス体制を整えています。そしてこれらのシステムが正しく機能していることをグループ監査室が内部監査しています。

関連資料

コーポレート・ガバナンス報告書2023年4月3日改定 [18ページ;PDF:467.3KB]

コーポレート・ガバナンス基本方針2022年3月23日改定 [4ページ;PDF:201.1KB]

社外役員の独立性に関する基準2022年2月14日改定 [3ページ;PDF:154.7KB]