重要課題のKPIと進捗状況

東洋インキグループは、ステークホルダーとのダイアログを重ねながら、CSRの重要課題の策定を行い、2018年度からCSR活動と中期経営計画「SIC-Ⅰ」(2018~2020年度)とを連動させ、重要課題をもとに活動を進めてきました。
2020年度は、SIC-Ⅰの最終年度としての活動の振り返りを行うとともに、新中期経営計画「SIC-Ⅱ」に向けた新たな目標を定め、取り組みを進めました。
重要課題1における「生分解性粘着剤、高バイオマス度粘着剤、抗ウイルス機能性ハードコート剤」などの新たな製品・サービスによる価値提供をはじめ、2019年度に続き目標を上回るCO₂排出量の削減(重要課題2)や、健康経営の取り組み(重要課題4)など、各重要課題で着実に成果を出すことができました。今後もPDCAサイクルを回してグループ全体の取り組みを推進していきます。

重要課題 SIC-I中計期間(2018〜2020年度)のKPI・目標 2020年度の実績 SIC-Ⅱ中計期間(2021~2023年度)のKPI・目標
重要課題1
お客様の期待を超える価値を提供し、社会に貢献する

●新製品の拡大(色材・機能材:50億円、ポリマー・塗加工:40億円、パッケージ、印刷・情報:140億円)

●品質マネジメントシステムの構築率100%

●プライベートショウの継続開催

●価値創造に向けた新たな製品・サービスの創出(生分解性粘着剤、高バイオマス度粘着剤、抗ウイルス機能性ハードコート剤、UV硬化型抗菌ニス、リサイクル対応黒色着色マスターバッチなど)

●オンラインでのプライベートショウ「共創フォーラム」を開催、約50の新製品・新技術・ソリューションを紹介(オンライン来場者474名)

●品質マネジメントシステム構築率:国内100%、海外98.3%

●社会への価値提供に資する製品・サービス・技術の創出

●品質向上に向けた取り組み(「品質グローバルスタンダード」を国内外の生産拠点へ展開)

重要課題2
革新的技術を通じて環境と共生する

●環境調和型製品売上高構成比62%(2017年度比3ポイント増)

●環境調和効率指標9.2(2017年度比0.5ポイント増)

●CO2排出量(国内)88,000t(2017年度比4%減)

●エネルギー原単位(海外)154L/t(2017年度比6%減)

●海外生産拠点でのISO 14001の認証取得率80%(2017年度比5ポイント増)

●環境調和型製品売上高構成比66.0%(前年度比3.4ポイント増)

●環境調和効率指標9.4(前年度比0.2ポイント増)

●CO2排出量(国内)76,843t(前年度比7.1%減)

●エネルギー原単位(海外)170.2L/t(前年度比0.4%減)

●海外生産拠点でのISO 14001認証取得率77.5%(前年度比2.5ポイント増)

 新たなISO 14001の認証取得拠点:TOYO INK VIETNAM CO., LTD.(ベトナム)

●TCFDへの賛同を表明

●CO2排出量の削減(国内)67,500t(2020年度比12%減)

●エネルギー原単位の改善(海外)165.0L/t(2020年度比3%減)

●化学物質排出量の削減(国内)62.2t(2020年度比10%減)

●廃棄物外部排出量(国内)10,500t(2020年度比19%減)

●環境調和型製品売上高構成比70.0%(2020年度比4.0ポイント増)

●植樹などによる森林保全と、地域の河川・湖などの環境保全の推進(用水リスクの高い拠点における取水・排水管理の強化など)

重要課題3
サプライチェーンと共存共栄を図り、ステークホルダーの信頼に応える

●調達先選定基準に基づく国内のサプライヤーの評価実施率100%

●海外関係会社への調達基本方針の浸透の推進

●海外赴任前研修における人権教育受講率100%

●調達先選定基準に基づく国内主要サプライヤーの評価実施率100%

●国内主要サプライヤーに対する紛争鉱物(3TG)およびコバルトに関する対応調査の実施率100%

●海外関係会社への調達基本方針の浸透率100%

●海外赴任前研修における人権教育受講者14名(受講率100%)

●「グローバル人事ネットワークWEBサイト」(日本語・英語)の運用

●「グローバル人事ポリシー」の改訂

●調達先選定基準に基づく国内主要サプライヤーの評価の実施(評価実施率100%)

●主要サプライヤーに対するサステナビリティ調査の実施(調査実施率100%)

●物流の効率化の推進(サプライヤーとの協業によるホワイト物流の推進など)

●海外赴任前研修における人権教育の継続(研修受講率100%)

重要課題4
社員を大切にし、幸せや働きがいを追求する

●健康経営優良法人「ホワイト500」、女性活躍推進企業「えるぼし」認定の継続

●重大事故の発生ゼロ

●国内での新卒女性採用率30%

●東洋インキ専門学校の研修受講者数年間延べ1,500名
※ 人材育成と風土改革を目的とした東洋インキグループ独自の教育体系

●健康経営優良法人「ホワイト500」、女性活躍推進企業「えるぼし」認定の継続取得

●重大事故の発生ゼロ

●国内の休業災害度数率0.289、強度率0.006、事故発生率2.2

●国内での新卒女性採用率32%

●東洋インキ専門学校の研修受講者数年間延べ2,542名

●健康経営の推進による「ホワイト500」認定の継続

●女性の活躍推進による「えるぼし」認定の継続(国内女性採用比率30%、女性管理職比率8%)

●育児・介護支援の推進による「くるみん」認定の継続(国内男性社員の育児休暇10日以上の取得率80%)

●重大事故の発生ゼロ

重要課題5
信頼を支える堅実な企業基盤を築く

●重大コンプライアンス違反の発生ゼロ

●コンプライアンス拠点ミーティング出席者数の増加

●各種講習会(独禁法、下請法、贈収賄防止など)の出席者数の増加

●腐敗度指数の高い国に所在する関係会社での贈収賄防止に関する講習会の実施

●リスクアセスメント実施率100%

●国内の災害対応マニュアル策定率100%

●地域とのコミュニケーション活動の継続・拡大

●地域での教育・文化活動の継続・拡大

●重大コンプライアンス違反の発生ゼロ

●コンプライアンス拠点ミーティングの開催(参加者:上期3,474名、強化月間3,785名)

●コンプライアンス事例集を改訂し、全社員に配布

●各種コンプライアンス講習会の開催(独禁法:全11回 参加者470名、下請法:全16回 参加者273名)

●海外拠点での各言語に翻訳したビジネス行動基準とその解説資料を使ったコンプライアンス拠点ミーティングの開催

●自然災害への適切な対応(地震、台風豪雨など)

●新型コロナウイルス感染症への対応(ガイドラインの策定など)

●リスクアセスメント実施(国内100%、海外97%)

●国内拠点の災害対策マニュアル策定の推進(策定率82%)

●リスクコミュニケーション活動の継続(トーヨーケム(株)川越製造所 2020年2月実施)

●中学生の社会体験授業の継続受け入れ(東洋モートン(株)埼玉工場 2020年2月実施)

●重大コンプライアンス違反の発生ゼロ

●コンプライアンス拠点ミーティングの開催と内容の充実

●拠点の地域事情を考慮したコンプライアンス講習会(独禁法、下請法、贈収賄防止、個人情報保護規制など)開催と内容の充実

●地域とのコミュニケーション活動の推進

●地域社会での教育・文化活動の推進

●社会貢献活動の推進(ボランティア休暇の活用など)