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KPI・目標と進捗状況

当社グループは、ステークホルダーとのダイアログを重ねながら、重要課題の策定を行い、2018年度からCSR活動と中期経営計画とを連動させ、重要課題をもとに活動を進めてきました。2022年度は、中期経営計画「SIC-Ⅱ」に活動期間を合わせた「SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)」に沿って取り組みを進めました。2022年度の進捗状況は概ね計画通りでした。

重要課題1 お客様の期待を超える価値を提供し、社会に貢献する

SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)

  • 社会への価値提供に資する製品・サービス・技術の創出
  • 品質向上に向けた取り組み(「品質グローバルスタンダード」を国内外の生産拠点へ展開)

2022年度の実績

  • 価値創造に向けた新たな製品・サービスの創出(世界最大手の車載電池メーカーにLiB用材料が採用、製造工程での時間・エネルギー・スペースの削減に貢献する粘着剤の開発、業界初の自動で姿勢を検知するセンサー市場においてセンシングシステム「Fichvita®」が床ずれ防止エアマットレスに採用)
  • オンラインイベント「Value Showcase」をウェブサイトで開催(2022年2月14日~ 25日)、製品の高付加価値化に欠かせない素材技術とソリューションを紹介(オンライン来場者数約5,000名)

目指す姿と実行項目

関連するSDGs目標・ターゲット

重要課題2 革新的技術を通じて 環境と共生する

SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)

  • CO2排出量の削減(国内)67,500t(2020年度比 12%減)
  • エネルギー原単位の改善(海外)165.0L/t(2020年度比 3%減)
  • 化学物質排出量の削減(国内)62.2t(2020年度比 10%減)
  • 廃棄物外部排出量(国内)10,500t(2020年度比 19%減)
  • 環境調和型製品売上高構成比 70.0%(2020年度比 4.0ポイント増)
  • 植樹などによる森林保全と、地域の河川・湖などの環境保全の推進
    (用水リスクの高い拠点における取水・排水管理の強化など)

2022年度の実績

  • CO2排出量の削減(国内):73,404t(2020年度比4.5%減)
  • エネルギー原単位の改善(海外):164.1L/t(2020年度比3.6%減)
  • 化学物質排出量の削減(国内):78.8t(2020年度比26.4%増)
  • 廃棄物外部排出量(国内):13,466t(2020年度比4.4%増)
  • 環境調和型製品売上高構成比:62.4%(2020年度比5.5ポイント減)
  • TCFD提言に基づく情報開示を推進(開示情報の拡充)

目指す姿と実行項目

関連するSDGs目標・ターゲット

重要課題3 サプライチェーンと 共存共栄を図り、 ステークホルダーの 信頼に応える

SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)

  • 調達先選定基準に基づく国内主要サプライヤーの評価の実施(評価実施率 100%)
  • 主要サプライヤーに対するサステナビリティ調査の実施(調査実施率 100%)
  • 物流の効率化の推進(サプライヤーとの協業によるホワイト物流の推進など)
  • 海外赴任前研修における人権教育の継続(研修受講率 100%)

2022年度の実績

  • 調達基本方針・調達先選定基準の改定
  • サステナブルサプライチェーンガイドラインの策定
  • CSR調達調査の実施(ガイドラインへの同意およびCSR調達セルフ・アセスメント質問票への回答の要請)
  • ガイドライン同意率79.5%、CSR調達率72.8%(調査対象サプライヤー274社、取引額67,367百万円)
  • 人権方針の策定
  • 海外赴任前研修における人権教育受講者13名(受講率92.9%)

目指す姿と実行項目

関連するSDGs目標・ターゲット

重要課題4 社員を大切にし、幸せや働きがいを追求する

SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)

  • 健康経営の推進による「ホワイト500」認定の継続
  • 女性の活躍推進による「えるぼし」認定の継続(国内女性採用比率 30%、女性管理職比率 8%)
  • 育児・介護支援の推進による「くるみん」認定の継続(国内男性社員の育児休業10日以上の取得率 80%)
  • 重大事故の発生ゼロ

2022年度の実績

  • 健康経営優良法人「ホワイト500」、女性活躍推進企業「えるぼし」、「くるみん」認定の継続取得
  • ダイバーシティ推進プロジェクトによるD&I活動の推進(情報発信、イベント企画、全社会議での活動報告)
  • 国内での新卒女性採用比率32.5%
  • 女性管理職比率4.5%(2023年1月時点)
  • 国内男性社員の育児休業等・育児目的休暇取得者の10日以上取得率100%
  • 重大事故の発生ゼロ(国内の休業災害度数率0.286、強度率0.002、事故発生率2.70)

目指す姿と実行項目

関連するSDGs目標・ターゲット

重要課題5 信頼を支える 堅実な企業基盤を築く

SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)

  • 重大コンプライアンス違反の発生ゼロ
  • コンプライアンス拠点ミーティングの開催と内容の充実
  • 拠点の地域事情を考慮したコンプライアンス講習会(独禁法、下請法、贈収賄防止、個人情報保護規制など)開催と内容の充実
  • 地域とのコミュニケーション活動の推進
  • 地域社会での教育・文化活動の推進
  • 社会貢献活動の推進(ボランティア休暇の活用など)

2022年度の実績

  • 重大コンプライアンス違反の発生ゼロ
  • コンプライアンス拠点ミーティングの実施(参加者:上期3,663名、強化月間3,896名)
  • 各種コンプライアンス講習会の実施(独禁法:全11回 参加者406名、下請法:全16回 参加者365名)
  • 海外拠点での各言語に翻訳したビジネス行動基準と、その解説資料を使ったコンプライアンス拠点ミーティングの開催
  • 自然災害への適切な対応(地震、台風豪雨など)
  • 新型コロナウイルス感染症への対応(ガイドラインの改定など)
  • リスクアセスメント実施(国内100%、海外91.7%)
  • 国内拠点の災害対応マニュアル策定の推進(策定率90.5%)
  • 国内拠点の地震初動対応BCPアンケートの実施(回答率100%)
  • システムBCP体制の構築(サイバー攻撃対策など)
  • ボランティア休暇制度推進(ボランティア休暇取得者3名)

目指す姿と実行項目

関連するSDGs目標・ターゲット