重要課題4社員を大切にし、幸せや働きがいを追求する




基本的な考え方と方針
少子高齢化による労働人口の減少、共働き世帯や介護を抱える社員の増加、労働法制の強化など雇用・労働環境は急速に変化しています。また、グローバル企業として国や地域による雇用慣行・労働法制の違いにも配慮する必要があります。国内では「女性活躍の推進」「育児への支援」「健康経営の実践」、海外では「次世代リーダーの育成・確保」を重要課題として取り組みを強化するとともに、全社員が働きがいを持ち、いきいきと働ける環境を整備していきます。
重要課題の実行項目と関連するSDGsの目標・ターゲット
実行項目 | 関連するSDGsの目標・ターゲット |
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社員の満足につながる労働安全衛生の徹底と健康経営の推進 |
4.4 新興国への工場進出による雇用創出、生産支援や各拠点での積極的な人材育成により、技術的・職業的スキルを備えた社員の拡大に努めます。 5.1 新卒女性採用比率の向上、女性社員のキャリア意識の促進を目的とした研修などを実施し、女性の活躍推進を図ります。 5.5 意思決定への女性の参画を図るため、女性役員や女性管理職の拡大を図ります。 5.b 職場での女性トイレの設置やハンドクレーンの導入などにより、生産現場での女性社員の負担軽減に努めます。 8.5 障がい者の雇用を拡大し、活躍できる環境を整備します。 8.6 東洋インキ専門学校を通じて、国内外で社員に対する教育の機会を拡大します。 8.7 海外も含めて強制労働・児童労働の禁止を徹底します。 8.8 グループ全体で労働安全、保安防災活動を推進し、安全・安心な労働環境を促進します。 |
組織の活性化に向けたダイバーシティ推進 | |
グローバルな視野・能力を持つ人材の育成 |
推進体制
国内の人材活用や育成、健康経営の推進や働き方改革などは、東洋インキSCホールディングス(株)グループ人事部が主体となって行っています。2007年に開校した「東洋インキ専門学校」では、各種研修や自己啓発活動を実施しています。また、「東洋インキグループ人事ポリシー」を海外関係会社へ展開することで、グループ全体での人事管理体制の整備とベクトル合わせを行っています。
安全・防災活動については、生産・物流本部の品質保証・安全課が、各事業所の安全部門と連携して活動を行っています。