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2017年

トーヨーケム、細胞培養用コーティング剤を開発

2017年1月26日 発表
2017年1月26日 掲載
トーヨーケム株式会社

トーヨーケム株式会社(代表取締役社長 髙島 悟、東京都中央区)は、ライフサイエンス(メディカル・ヘルスケア)分野への取り組みの一環として、細胞培養用のコーティング剤を開発いたしました。

医薬品開発の現場では、薬効や毒性を調べるために細胞を用いていますが、最近では生体により近い状態が得られるスフェロイド細胞(細胞塊)を使用するケースが増えています。また、将来増加するであろう再生医療においても、3次元細胞培養のニーズは高まると考えられます。
ライフサイエンス領域で製品開発を進めているトーヨーケムでは、これまでも親水性の粘着テープやフィルムなどの材料開発を手掛けてきましたが、今回、親水性ポリマー設計技術を駆使して、細胞やタンパク質などの生体が付着しにくい樹脂を開発し、培養容器に塗布することで、スフェロイドを形成しやすくするコーティング剤として発表いたしました。このコーティング剤の特長は、ポリマー組成によりスフェロイドの形成速度を変化させられることです。これにより、スフェロイドの寿命を延ばすことができ、薬効・毒性評価に時間軸的な幅を持たせることができます。
当社では、このコーティング剤を活用して、オリジナルの培養器材の開発を進めるとともに、ポリマー組成のバリエーションを増やし、各種医療機器への応用を見込んでいます。

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トーヨーケムは、このコーティング剤を開発品として、2月2日~3日に開催される「東洋インキグループプライベートショウ TIG EXPO 2017」に出展いたします。
その他、同展示会において、当社はライフサイエンス(メディカル・ヘルスケア)領域に関する下記の材料・製品を出展いたします。

  • 貼付型医薬品
  • 医薬品用粘着剤
  • メディカル・ヘルスケア用粘着剤
  • 検査・診断キット用粘着テープ(イムノクロマト法)
  • 生体組織採取用サーマルフィルム(研究/検査・診断用途)
  • タンパク質付着防止樹脂材料
  • 傷口保護用ハイドロゲルシート

トーヨーケムは、昨年7月に積水メディカル株式会社より貼付型医薬品事業を承継しました。これにより、従来当社が展開していた医療用粘着テープや検査機器用材料、化粧品用樹脂といった製品ラインナップに医療用医薬品が加わり、当社はメディカル市場への直接的参入を果たすに至りました。
当社の医療用医薬品は貼付型医薬品(経皮吸収型貼付剤)に特化しており、狭心症治療薬や喘息予防薬を製造販売するほか、精神神経領域など新しい治療領域のための貼付薬の開発も行っています。今回の事業承継によって、当社が大きなシナジー効果を目論んでいるのは粘着剤です。従来有している粘着技術や素材を活かし、「さらに肌に優しい粘着剤」を目指しています。

トーヨーケム株式会社について

トーヨーケム株式会社は、東洋インキグループの中核事業会社の一つとして、「ポリマー・塗加工関連」事業を担い、埼玉県川越市と兵庫県神戸市および尼崎市に生産拠点を有しています。
100年以上続く東洋インキグループの高分子技術開発は、印刷インキの樹脂開発から始まりました。その後、モノマー分子設計から分子量制御、物性や機能性の付与技術など高度なコアテクノロジーへと進化を遂げ、同社の粘接着剤、粘接着テープ、塗料、屋外装飾用マーキングフィルムといった独自製品に応用されています。またその市場も、シールラベル、製缶、建装材、自動車、家電、エレクトロニクス、ヘルスケアなど多岐にわたっています。
2015年よりブランドメッセージ“Polymerizing the Ideas of Tomorrow”を掲げ、常に新たな生活文化を創造する企業を目指して、ポリマーをコア素材とした事業に取り組んでいます。
トーヨーケムの詳細については、ウェブサイト(www.toyo-chem.com;和文・英文)をご覧ください。

  1. TOYOCHEMおよびTOYOCHEMロゴは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】

トーヨーケム株式会社
メディカルサイエンスユニット
TEL: 03-3272-5745

【報道・出版関係、その他一般の方々】

東洋インキSCホールディングス株式会社
グループ広報室
担当 水谷
TEL: 03-3272-5720
以上

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更新日:2017年01月26日