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2008年

drupa2008出展先行情報(2)

2008年5月26日 発表

2008年5月26日 掲載

出展製品概要2:マーキングフィルム

東洋インキ製造株式会社
塗工材販売部長 小山 俊幸

TOYO INK EUROPE (PARIS) S.A.S.
取締役社長 阿部 久幸

drupa2008の東洋インキグループブースでは、当社製品である屋外用マーキングフィルム「DYNACAL(ダイナカル)シリーズ」、インクジェット印刷用サイン向けシートメディア「DYNACAL MEDIA(ダイナカルメディア)」、そして高透明性マーキングフィルム「Aqua Pure(アクアピュール)」が、ブース装飾の資材として用いられる予定である。説明パネルによる製品紹介はないが、実際に使用されている状態を通して、本製品の特徴を知っていただくというプロモーションを実施する。

「DYNACALシリーズ」は、当社独自のキャスト生産技術により、優れた均質性と三次元曲面への施工性、そして高い耐侯性を有し、「貼る塗料」として日本国内でも高い評価を受けてきた屋外用マーキングフィルム製品群である。
最も標準的なラインナップである「DYNACAL DC」は、豊富なカラーバリエーション(180色)と優れた耐久性を兼ね備え、様々な表示物の形成を可能にする。また、電飾看板用途の「DYNACAL SIGN DS」は、透過時にも鮮やかな発色を持つ透明タイプと、昼夜(点灯/消灯時)の発色差を抑えた半透明タイプがあり、併せて100色のカラーバリエーションが用意されている。これらの耐侯性は5~7年と長く、屋外看板などの用途では、クライアントの求めるブランド表現力と利用コストの両面で信頼性のある価値を提供できる。
昨今の環境対策やライフサイクルアセスメント(LCA)を考慮した環境調和型マーキングフィルム「DYNACAL ECOSIGN」は、屋外耐侯性はもちろん(8~10年)、注目すべき点はその材質にある。マーキングフィルムは一般的に、アクリル板への貼付という使い方がなされるが、従来のような塩化ビニル製のものでは使用後にフィルムを剥離しなければ分別廃棄ができない。耐侯性が考慮されるマーキングフィルムには頑強な粘着剤が使われていることから、事実上、焼却不可の産業廃棄物となってしまう。「DYNACAL ECOSIGN」は、フィルムと粘着剤の両方にアクリル系樹脂を使用しており、使用後にもフィルムを剥さずに廃棄できる上、そのまま樹脂モノマーへのリサイクルが可能となる。単なる環境配慮というだけでなく、ユーザの立場でライフサイクルコストを考慮した製品である。

「DYNACAL MEDIAシリーズ」は、大判インクジェットプリンタでデザインを印刷するシートメディアである。シート基材は、合成紙、クロス、塩化ビニル、非塩ビ(オレフィン系)、PET(白色・透明)と豊富で、用途としては、屋外看板、電飾看板、ウィンドウディスプレイ、ポスター、タペストリなどを想定し、数十種類がラインナップされている。伸展性、高画質性、発色性、耐熱性、耐水性、耐侯性はもちろん、高透明性、隠蔽性、防汚性、防火性、紫外線カットなどの機能性を付与したものもある。

「Aqua Pure」は、昨年発売された屋内外装飾用透明マーキングフィルムである。従来製品である「DYNACAL SIGN DS」と比べて極めて高い透明性を有する。海外(日本以外)の展示会では、今回のdrupa2008が初紹介となる。

現在、欧州におけるマーキングフィルム販売事業は、日本で製造された製品を輸入し、フランスを在庫拠点として販売している。また、フランス以外の国においては、販売代理店を通じて販促活動を推進している。具体的には、英国、イタリア、スペインに代理店を設け、徐々に販売実績を上げている。
地元であるフランス国内では、現地法人であるTOYO INK EUROPE (PARIS) S.A.S.による直販を行っている。現在我々は、製品ユーザであるサインメーカーにはもちろんのこと、ユーザの先にいるクライアントや広告代理店、デザイン会社などにも積極的なプロモーション活動を実施しており、複数の大手クライアントから「DYNACAL」の色承認を受けている。
一昨年の秋には、Visual Communication Europe 2006(9/20~22;パリ)、Prosign 2006(10/19~21;フランクフルト)、Visual Communication Italy 2006(11/9~11;ミラノ)などサイン関連の展示会にも出展しており、来訪者から高い評価を受けている。
「DYNACAL ECOSIGN」や「Aqua Pure」についても、その環境調和性や美粧性を強くアピールするプロモーションを展開しており、今後ユーザに対して当社製品の高付加価値を提供できるものと確信している。

環境調和活動の現状

東洋インキ製造株式会社
環境本部長 渡辺 克己

東洋インキグループは、「世界に役立つスペシャリティケミカルメーカー」という企業像を目標として、我々の製品をユーザの方々に安心して使っていただくというだけでなく、将来につながる環境調和にも配慮した製品づくりを行っている。

その目標を実現するために、我々は1973年に初期の環境マネジメントの体制を発足、以後発展成長を推進し、環境調和と安全操業に努めてきた。その体制の下、製品製造に使用される原料の安全性にも配慮し、すべての原料に対して安全性の確認と登録の制度を推進してきた。この制度では、各国の法令に準拠するだけでなく、さらに厳格な自主規制をも設けることで、より安全な製品を市場に提供している。
現在は、原材料のCSR調達を実施しており、同種の原料であれば、より安全性が高い原料を選択し、また当社の企業姿勢を理解していただいた優良企業からの原料調達を優先している。
さらに最近の状況では、欧州における化学物質審査制度REACHに対しても、東洋インキグループとして主体的に取り組んでおり、今回のdrupa 2008と時期を一にしたREACH予備登録の開始において、その活動をより具体的に推進している。

この度、drupa 2008においては、これらの東洋インキグループの厳しい審査を経て開発・生産された各種製品を紹介する。環境に配慮した企業活動に積極的なユーザには、是非とも当社ブースに来訪いただくことで、相互に良好なビジネスパートナーシップを築くことができればと考えている。

東洋インキグループブース(ホール4、ブース番号C40)で多数紹介する予定の、最先端の環境調和型製品は、将来の地球環境を保全していくため、ライフサイクルアセスメントをベースとした4つの切り口によって開発されている。

  1. 1. 原料段階での環境負荷低減および安全対応
  2. 2. 生産・物流(容器・包装を含む)での環境負荷低減
  3. 3. ユーザ・市場における使用段階での環境負荷低減
  4. 4. 使用された製品の廃棄段階での環境負荷低減

これらの環境調和型製品群によって、我々東洋インキグループだけの閉鎖した環境調和に留まらず、ユーザの方々や市場とコラボレーションを図りながら、地球環境に優しい総合的な活動につなげていく所存である。

本件に関するお問い合わせ先
東洋インキ製造株式会社
広報室 春田/安達
〒104-8377東京都中央区京橋2-3-13
TEL: 03-3272-5720

以上



更新日:2008年05月26日