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2008年

LED方式UV乾燥装置用UVプロセスインキを開発

2008年2月14日 発表

2008年2月15日 掲載

東洋インキ製造株式会社(代表取締役社長 佐久間 国雄、東京都中央区)とリョービ株式会社(代表取締役社長 吉川 進)は共同で、省エネルギーで環境負荷が少ない次世代の「LED-UV印刷システム」を開発した。
東洋インキ製造は、産業用LED-UV照射システム(松下電工株式会社からの供給)を搭載したリョービ製オフセット枚葉印刷機に適合するLED用UVインキを開発した。このLED用UVインキは、従来のランプ方式用のUVインキと同等のインキ性能を達成しており、当面は共同開発先であるリョービの専用資材として供給するが、今後のLED方式UV乾燥装置の活用分野は広いと期待している。

現在では、オフセットUVインキは、ビジネスフォーム、シールラベル、パッケージ印刷用途における主流資材となってきており、さらに印刷物の高付加価値を追求するフィルムや蒸着紙等の非吸収原反に対する印刷需要の高まりとともに世界的に市場が拡大し、かつ物量も着実に伸長している。
一方、UVインキは、無溶剤(VOCゼロ)であること、その乾燥工程において熱風ドライヤーを使用せずに瞬間乾燥させることが可能なことから、直接CO2を発生させない、環境にやさしい印刷システムとしての評価も高まっている。

今回発表された、世界初のLED-UV照射システムは、従来からのランプ方式に比較して、

  1. 1. ランプ方式と比較して消費電力が約1/4であり、電気代を大きく節約できる。
  2. 2. 波長に赤外線を含まないため、原反(フィルム)や印刷機に対する熱影響を抑えられる。
  3. 3. 光源が長寿命であり、光源交換頻度を大幅に削減できる。
  4. 4. 瞬時に点灯・消灯が可能であり、照射装置に依存する準備時間が短縮される。
  5. 5. 照射装置そのものが非常にコンパクトであり、従来のロングデリバリーによる機械設置スペースを必要としない。

等、さまざまなメリットを持っている。

東洋インキ製造は、従来のUVランプと異なるLEDのUV波長に対して効率的な乾燥性が得られるよう、新規顔料開発およびモノマー、開始剤の最適化を達成し、これらを材料としたLED専用UVインキを開発した。LED-UV照射システム搭載印刷機との組み合わせによって、「省エネルギー・省スペース」を可能にした注目の生産方式として、従来のUV印刷システムに極めて高い革新性をもたらすものと考えている。
今後東洋インキ製造は、このLED専用UVインキを、従来からの汎用UVインキと全く異なる差別化製品として販売を展開していく。なお、このLED専用UVインキは、2008年5月29日~6月11日にドイツ・デュッセルドルフにて開催される「Drupa 2008」国際印刷機材展にて展示される。

本件に関するお問い合わせ先
東洋インキ製造株式会社
RC販売推進部 古賀/田中
〒104-8377東京都中央区京橋2-3-13
TEL: 03-3272-7693 FAX: 03-3272-0666

以上



更新日:2008年02月15日