経営本部 トーヨーケム株式会社

S. S.(入社9年目)

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目指すのはモノづくりが分かる数字のプロ。そんな人材として会社の成長を支えたい。

経理知識ゼロのスタートから、連結決算の専門家へ。

新卒入社後、東洋インキグループ全体の連結決算を担当する部署に配属されました。学生時代の専攻は英語で、経理に関してはまったく知識がなく簿記を一から学ぶことからのスタートでしたが、数字を通して組織や事業を理解できることは自分の将来にとってもプラスになると思い、モチベーション高く業務に取り組みました。業務の柱は、国内外で70社を超えるグループ会社の連結決算業務や、決算短信や有価証券報告書といった外部報告資料の作成でした。さらに国内・海外に数多くある子会社の決算や監査の支援など、担当範囲が広い上に責任も大きかったのですが、自身の作成した数字や文章が外部に公表されて企業価値の評価に使われることに大きなやりがいを感じていました。また、海外グループ会社の現地スタッフと英語で意思疎通する機会が頻繁にあり、大学で培った英語力も役立ちました。

事業会社への異動で、経営に直結する会計を知る。

入社7年目の時に現在の部門に異動になりました。ここでは、事業会社であるトーヨーケム株式会社の経理担当としてより広範に会計に関わっています。会社の経営状況を財務諸表にまとめて情報開示する制度会計に加え、日々の会社の活動結果を業績報告としてまとめ、経営判断に活用する管理会計にも携わっています。結果としての数字だけではなく、先を読むための数字も求められるため、どれだけ広範囲の要因を網羅できるかが重要になります。例えば原料価格の変化が業績に与える影響は、マーケットの状況を熟知していないと予測することができません。現場をより理解するために製品や営業、製造の情報を自発的に収集し、「モノづくりに詳しい経理」になろうと意識しています。

新事業の立ち上げを、経理の側面からサポート。

現在の部門に移ってきて一番印象に残っているのは、医薬品事業に参入した時のことです。医薬品会社の工場を買収する形で事業をスタートさせたのですが、買収に伴う一連の会計や税務処理を担当しました。ここでは連結決算で学んだ実務経験が活きましたが、その一方で企業によって会計のルールや慣習は異なる点も多くあり、それを統合することは簡単なことではありませんでした。そこで大切だったのは、買収先にルールを一方的に押し付けるのではなく、背景にある考え方を一つひとつ丁寧に説明し、理解を促すこと。時間はかかりましたが、最終的には会社にとって重要な成長戦略である医薬品市場への参入を、管理の面から下支えできたかなと思っています。当社は今後さらに、エレクトロニクスやIoT分野など付加価値の高い事業への参入を強化していきます。成長性の高い会社だと思っていますので、モノづくりの知識の深い数字のプロフェッショナルになって、経営にプラスになるような提案ができる人材になりたいですね。