新たな「市場」への挑戦

東洋インキベトナム株式会社

技術担当マネージャー Y.N.(写真左)

代表取締役社長 S.H.(写真真ん中)

セールス担当マネージャー T.N.(写真右)

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  • CHALLENGE チャレンジ | 新たな「市場」への挑戦

代表取締役社長

東洋インキベトナム株式会社

S.H.

技術担当マネージャー

東洋インキベトナム株式会社

Y.N.

セールス担当マネージャー

東洋インキベトナム株式会社

T.N.

日本とベトナム。2つの文化を融合させて、成長市場に挑んでいく。

拡大するベトナムマーケットにいち早く対応。

東南アジア各国の中でも、安定した経済成長を続けるベトナム。市場経済への移行が進んだ近年、ますます拡大する国内マーケットに注目が集まっています。東洋インキグループでは2004年に現地法人を設立し、オフセットインキの輸入販売を開始。ベトナム国内で拡大する消費ニーズにいち早く応えてきました。さらに、今後の需要が見込まれる食品を中心としたパッケージ製品の事業を拡大するため、2013年にグラビアインキやフレキソインキの製造を行う新工場を立ち上げ。日本からのスタッフも赴任し、ビジネスをスケールアップしています。「今後は、現地生産している既存の自社製品に加え、東洋インキグループの幅広い製品群を輸入と現地化の両面で市場にタイムリーに提供していくことが我々のミッションだと考えています」2016年4月に現地法人の代表取締役社長に就任したSは語ります。「限界利益を強く意識しながら原料面から事業を組み立てていくメーカー的な発想と、売上総利益を強く意識しながら素早い事業展開を行っていく商社的な発想の両面が求められるので、やりがいは大きいです」

文化の壁に挑み、事業拡大に邁進。

事業の発展の裏側には、乗り越えなければならない壁も多くありました。「私たちが着任した頃は、製品管理や生産、品質評価において、まだ運用方法が体系化されていない状態でした」とは、生産技術を担当するマネージャー、Yの言葉です。そこでまず着手したのは、現地のルールづくりと人材育成。「何事も文書化しルール通りに実行していく日本のプロセスを浸透させるためには、その目的を伝えることと丁寧なコミュニケーション、そして繰り返し教育していくことが重要。まだ改善中ではありますが、毎日続けていくことで仕組み化していければと考えています」同様の苦労はセールス・マネージャーのTにもあったと言います。「私は国内営業を経験した後、ベトナムに赴任しました。もともと海外志向が強かったので願ってもないことだったのですが、言葉や商習慣の違いには思ったより苦戦をしました。日本では主に整合性や正確性が求められますが、ベトナムではいかにスピーディに成果を出すかが重視されます」現在、その壁を営業メンバーの能力を向上させることによって乗り越えようとトライしています。「いかにお客様の中にある重要な情報をキャッチできるか、そして素早くフィードバックできるか。自分自身で課題解決できる思考力や判断力が求められるので、日々のミーティングを通して随時指導を心がけています」市場にもお客様にも勢いがあり、毎日がチャンスとチャレンジの連続という環境の中、メンバーはマーケティングから開発の方向決め、組織づくり、メンバーの教育に至るまで多方面にわたって連携をしながら、事業拡大に取り組んでいます。

相手の文化を尊重した上に、互いの成長がある。

高い成長ポテンシャルを持つベトナムの経済ですが、東洋インキベトナムはここ数年、そのマーケットの平均を上回る高成長を続けています。「ベトナムは若い市場です。インキ市場もまだ成熟しきっていない。その中で、日本で鍛えられたメンバーの知識は、我々の大きな力になっています」代表としての想いをSは語ります。「文化の異なる国で日本の品質を担保しうる組織風土を作っていくことは困難ではありますが、それを補って余りあるほど、若く活気のある人々と経済発展を肌で感じながら事業を拡大できるやりがいは大きいです。グループの製品を通して、微力ながらもこの国の発展に貢献できることは喜びです」セールス・マネージャーのTもまた同様の思いを抱いています。「経済発展はしているが、日本と同じ道をベトナムが進むわけではない。ゆえに日本式がベストではないこともありますが、日本式をうまくベトナム式に変換していくことが重要だと感じています」Sは代表取締役としてのこれまでの経験を通して、異文化を尊重することで互いに成長していくことの有用性を学んだと言います。「違いがあるからこそ、新しいアイディアがそこから生まれ、イノベーションの源泉となる。東洋インキグループは今後もますます海外展開を推進していきますが、日本の会社として日本人が推し進めてきたステージから、各地で様々な背景を持つ人材が活躍するステージへと移りつつあります。我々がベトナムで得た知見をグループ内へ発信し、拡げていければと思います」ベトナムの発展に貢献していくその先に、東洋インキグループの成長の道もつながっています。